■見せてあげようか?■

「ね、マジック見せてあげようか?」

この言葉に聞き覚えはありますでしょうか。

ちょっとした言い回しの差だと思うんですが。これはある意味、見る人への挑戦とも取れそうだし、相手に対して上から見たモノ言いのように聞こえやしないでしょうか。…あんまり気にならない?気にしすぎかな。

でもコレを言った以上、絶対に失敗は許されません。だってこれで失敗したらかっこ悪いっしょ(^^;)?なにも自分でそういう状況に追い込む事もないかな、とか。それに、この最初のアプローチで、相手があなたを好意的に受け入れてくれるかどうかが決まる…かもしれませんしね。

じゃあ、なんと言えばよいの?と言うことになりますが、それはケースバイケースなので、一概にコレとは言えません(^^;)。マジック見てみたい?なら相手を尊重した質問になりませんかね。

それに「マジックを見せようか?」といえば、相手はマジックなんだと思って見ますから、そこで居住まいを正し、目を皿のようにして見ることでしょう。でも「おもしろいものを見せようか?」だったら、えー?ナニナニ?という感じで相手の警戒心が薄まると思いません?その方がマジックの成功率はより高まると思います。

サーストンの三原則(マジックのお約束事)というのに「事前に起こる現象を説明しない」というのがあるそうなんですが、これってマジックそのものにも当てはまるんじゃないだろうか。

事前にマジックをやるよ、と言ってからやるマジックと、いきなりマジックをやるのとでは、オドロキの具合が全く違ってきます。どんな些細なマジックでもね。

この前テレビでやってたんだけどね…とか、友達から聞いたんだけどね…とか、おもしろいもん見っけたんだけど…とか。そんな導入で始まるとステキって感じ。

もっとも、あなたがすでにマジックをやる人として認知され、かつ周囲からもその事を歓迎されている人(ここ大事)ならば、先述の「マジック見せてあげようか?」も受け入れられるセリフかもしれません。





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