■不思議さと楽しさの比率■

これは、なかなか人によって捉え方が変わってくるとは思うのですけど。

マジックは不思議である事が前提ですが、不思議であり、かつ楽しいものであってほしいと思ってます。

元々、人間は驚かされる事を好まない生き物のようであります。もっともそんな生き物はいないわけですが(^^;)。ですから、マジックでビックリするようなものを見せられるのはあまり好きではないようです。
矛盾を感じるかもしれませんけど、多くの見る人は「あ、マジックだ」と思えばそういった姿勢で見ますから、驚いてもさほど苦にはならないんじゃないかと思ってます。

でも、本当は驚きが強かったり、驚きが続くと疲れるんですよね。

マジックである以上、不思議でなければならない…という想いから、できるだけ不思議なものをという考えは分かります。特にマジックマニアな人は不思議さの方が好きだったりするからなおさらです。でも、そういうマジックは見ていて重苦しく感じます。もっとラクに見せてよ(´・ω・`)…という感じになってきちゃいます。

できる事なら、楽しさと不思議さの比率は、楽しさを多くしてほしいと思ってます。不思議なマジックより楽しいマジックの方が見てくれる人からの支持は強いはず…と思ってます。マジックを見た感想が「すごかった」よりも「おもしろかった・楽しかった」と言ってくれたほうが、その人はまた自分の観客になってくれるだろうと信じています。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送