■クリエイターとパフォーマー■

プロマジシャンのマジックを見て「アレは○○のパクリじゃん」と一蹴される方がおります。←○○は主に人名
まぁ、なんというか大胆というかお門違いなツッコミだと思うわけですが。

「○○のパクリだ」という言葉には「おまえが考案したわけでもないものをプロとして人前で演じてもいいのか?」という思いが込められているように思います。
ならば「自分が考案したわけじゃないものをプロとして人前で演じる事は悪い事なのか?」と問いたいところ。それとも、演じた後に「…以上、○○さんが考案したマジックでした〜♪」という解説を加えれば良いのでしょうかね?…えらい興ざめだなぁ、それって(^^;)。

マジックを演じる多くの人は、アマチュア・プロに限らず、ほとんど他人が考案したマジックを演じています。で、それはけして悪い事ではなく、むしろそれが普通だと思うし、そうやって普及してきた文化でありエンターテイメントだと思うわけです。

「○○のパクリだ」と言う人は、プロはオリジナルのマジックを演じなければいけないと考えてるんでしょうかね。まぁ、たぶんそんなつもりはないんでしょうけど。プロマジシャンって「マジックを演じるプロ」の事じゃないのかな。マジックを産み出す人とはまた違うような。ちょっとわかんないけど(^^;)。

マジックのクリエイター(新しいマジックを考案する人)と呼ばれる人。
マジックのパフォーマーと称される人。

どちらも同じマジック畑かもしれませんが、微妙に違うと思います。クリエイターは全く新しいものを生み出す事ができる人。対してパフォーマーはそのアイディアを上手にアレンジしたり演じたりできる人。どちらも才能だと思います。そして、この両方を兼ね備えた人というのは、ほんとに少ないと思います。(たぶん、働くべき脳みその部分が違うんだろうね。)


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