■マジックの楽しみ方■

マジックの楽しみ方というのが、実はたくさんあるという事に最近気がつきました。
どんなのがあるかというと…
    1:マジックを見る楽しみ
    2:マジックを演じる楽しみ
    3:マジックのやり方を教える楽しみ
    4:マジックのやり方を教わる楽しみ
    5:マジックのタネを推理する楽しみ
    6:マジックのタネ・秘密を知る楽しみ
    7:マジックのタネ・秘密を人にばらす楽しみ
    8:マジシャンと勝負する楽しみ
思いつくだけ書いてみたけど、他にもあるかも。これ、どれもみんな楽しくてやってるはずなんです。

1と2は古くから言われていた事だと思うし、おいらも楽しみ方ってこの二つくらいだろうと思っていたんですね。でも、最近になって、 それ以外の楽しみ方もあるんだ…という事が分かってきました。
3と4はある程度マジックを知って、楽しくなってきた人が踏み込む境地です。ここを読まれる人なんかは、結構こういう方が多いかもしれません。
5はマジックをする人の中にもいますし、おいらもそういう時はあります。もっとも、声に出して言うかは別でね。
6も、マジック愛好家の楽しみの一つです。もちろん、その目的によりますけど。

さて、ここからが問題。
7が困りものです。人が知りえない情報を持っていることに優越感を感じる人。「あ!オレ!それ知ってる!!教えてあげよっか!?」みたいな方。それだけでいいなら、おいらがアナタよりどれだけ知識を持っているやら。
8の人。今度はだまされないぜ!よっしゃ来い!…この人が見ているのはずっと勝負ですから、負けが続けば不機嫌になるばかりです。勝てば楽しい。そこにマジックは存在してないと思うけどしょうがない。勝負が楽しい人ですから。彼を楽しませるためには「勝ち」を提供しなければならないでしょう。

でも。

これらも「マジックを楽しむ」形の一つだと思うです。楽しいんです、彼らは。
もちろん間違っているとは思うけど、マジックの楽しみ方は強要できないと思います。なぜなら、自分のマジックの楽しみ方だって人に強要される筋合いのものではない訳ですからね。

マジックを楽しむ者として、この事実を受け入れる事は極めてツライ事だと思います。でも、こういう事を考えるに「マジックは万人のものではない」と思わざるを得ないのです。世の中には向いてない人がいるんだろうと思います。できれば7や8の人には遭遇したくないですものねぇ。

でも、けして悲観的になる事はなくて、その割合はごく少数だと思うのでご安心を。
ただ、この事実だけは知っておいた方がいいかもしれません。知っていれば、そういう人に遭遇しても、さほど驚くことなく対応できるでしょうから。






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