■ Be natural , Be yourself ■

自然であれ、あなた自身であれ。という言葉だそうです。マジックの名文句。ダイ・バーノンというエライ方が言われたそうですよ。

まずはコインを隠し持った手と普段の時の手が同じように見えるよう訓練せねばならない…というのがまず一点。どちらの状況の時でも「自然であれ」という事です。そういう技術的・技法的な面から見て、違和感のない、自然な動きに見えなければならないのだという教えなのがまず一つあると思います。これは日ごろの鍛錬により習得できるものだろうと思います。

で、おいらはそれよりも後者の「あなた自身であれ」の方に重きを置いています。というか、そう思うんです。


俳優や役者が役になりきって演技をするのは、普段からいる自分にはない不自然な状況を作り出し、かつそれがいかに自然であるかのごとく振舞う事が「俳優の演技」だろうと思います。

マジシャンはこの逆を行います。

自分がマジシャンになって演技をする時は、極めて不自然な状況下にも関わらず普段からいるような自分の雰囲気を作り出し、かつそれがいかに自然であるかのごとく振舞う事が「マジシャンの演技」だろうと思います。


普段の自分を演じる、つまりあなた自身である…という、すごくややこしい事をするわけですね。俳優の「鬼気迫る演技」なんてのがありますが、マジシャンにおける鬼気迫る演技というのは、ヌホー(゚−、゚)と。ボケラー( ̄▽ ̄)と。してるような状況を言うんでしょうかね。それなのに裏じゃスゲェ事してる、みたいな。

でも、おいらはそういうのが理想だったりするんですよね。表面的にはどこまでもナチュラルな、ニュートラルな感じで。それすなわち、語らずとも「タネもシカケもございません」と体全体からメッセージが伝わるようなマジシャンね。

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