■ 弁解しない ■

えーと、これは松田道弘さんの本だかどこかに書かれていた事だったかと思います。もう忘れました。あはは。 で、本題はマジックを演じる前に弁解をしないようにしましょう、という事なんですが。

「まだ初めて間もないので…」
「これは練習中なんで失敗するかもしれないけど…」
「失敗したらゴメンね」
「いや、たいした事はないんだけどね…」

わ・か・る・( --)ウンウン
過去においらもよく言っていたし、今でも気を許すとうっかり弁解してる事もあります。この方が演じる方はラクです。防御線が張れます。失敗しても「ほらね?」と言えます。でもね。

お客さんは…見ている人は、そんな事を期待していないんですよ。そんな枕コトバはいらないんですよ。そんな事を言うくらいなら最初からやらなきゃいいんですよ。そんな事を言われて見せられたら見てる方は同情のまなざししか送れないんですよ。

お客さんが期待するのはそんな事じゃなくて、あなたのマジックの成功なんですよ。

この「演じる前に弁解しない」事を強要するつもりはないんですが、これを言っている間はずっと上手くならない、とおいらは思っています。なんていうか、ある程度メンタル面にも束縛をかけた方がいいんじゃなかろうか。とにかくウソでもいいから、やる時には「すごいよ、おもしろいよ、やるよー、いい?いい?」という感じで見せた方がいいんじゃないだろうか。もう、失敗したっていいじゃないですか。また次でがんばれば。

すごいよ〜と言って見せて「すごいですね!」とほめてもらう事と、失敗するかも…と言って見せて「すごいですね!」とほめてもらう事は、少し意味が違うように思います。

今からすごいのを見せる…とまでは言わずとも(あんまり言うと自分へのプレッシャーになるからね)演じる前には弁解をせず、おもしろいもの見せようか?くらいで始められるようになれば。また一つ、上達できるんではなかろうか。

多少のハッタリは効かせた方がいいぞ>オレ







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